【転職エントリ】働きたいと思っていた会社に転職して半年が経ちました
2022/01/302度目の退職エントリ
2021年6月で友人の会社を辞め, 7月より前から働きたいと思っていた会社に転職しました.
転職してから半年が経ったので冷静に振り返る
ことができるんじゃないかなと思いました.
※1回目は転職したてで冷静じゃなかったと毎回見直して感じます笑
そこで, 実際に働いてみて理想(転職した理由)と現実が合っているか確認したいと思います.
退職理由については, "友人の会社の(ほぼ)初期メンバーをやってみた話" で振り返れたでしょう.
今の会社を選んだ理由
新卒で入社した会社では3年以内に辞めると決めており, 1つの道としてSalesforce様で働きたいという気持ちがあり,
そのためにサイボウズ様か"今の会社"のどちらかに転職したい
と考えていました.
そんな会社様からお声がけいただけたことも大きいですが, 細かい理由は以下になります.
- プロダクトへの共感
- MVVへの共感
- 技術的な成長が見込める
- 世界市場を視野に入れている
プロダクトへの共感
新卒で入った会社がBtoB SaaSだったからなのかは分かりませんが, 今では導入された企業様でなくてはならないものになる,
インフラ
を開発しているようなBtoB SasS事業の魅力に取り憑かれています.
今の会社もBtoB SaaSの開発をやっており, 導入された企業様でなくてはならないインフラのようなプロダクトになると感じたのは, 一番大きな理由
です.
MVVへの共感
僕は会社を一種の宗教
だと思っているので, MVVに共感できMVVが社内に浸透されている組織が良いなと考えています.
その考えようになった一つの要因は, 新卒で入社した会社では行動指針というValues的なものを重要視している組織でした.
社内への浸透させ方や悪い方向へ使っていたのは良くないなと感じていましたが, 行動指針に関しては強い共感をしており, その状態は自分にとって悪い感覚ではありません
でした.
今の会社のValuesも好きなのですが, 特にVistion
に関しては大大大好きになるくらい初めて知った時に衝撃を受けました.
技術的な成長が見込める
1社目では技術的向上心が高い人は少なく, 2社目はスタートアップだったこともあり, 仕事中は一人で技術的課題に取り組むことが多く, 自分の能力的には限界を感じる
ことが多く, 周りに技術力の高い人がたくさんいる環境で働きたいと思うようになりました.
今の会社はプロダクトの1つの強みが技術力によるものだったので, つよつよエンジニアがいるんだろうなと予想ができたのと, 対外的な勉強会の開催も多く, 技術ブログも高頻度で更新されていたので企業として技術を大切にしているのも感じられました.
世界市場を視野に入れている
将来は海外で働いてみたいなと考えていましたが, いきなり海外のスタートアップに転職できるほど勇気や自信はなかったので, 日本企業で海外で働く力
をつけたいなと思っていました.
今の会社は海外に拠点があったり, 外国人のエンジニアが所属していることは魅力的に写りました.
CTOのブログには海外への熱い気持ちが書いてあったり, 最終面接で海外戦略についてお話しできたことも好印象でした.
実際に働いてみて
働き始めて半年が経っているのですが, 大きな齟齬はありませんでした.
それどころか, 想像以上
なところが多かったです.
プロダクトについて
ここに関しては流石に大きなズレはなかったです.
営業の方やCSの方から, お客様から "このプロダクトが無い世界に戻れません"
といったような声が聞けることも多く, とてもやりがいを感じます.
しかし, プロダクトの特性もあるのですが, まだ毎日使うものではないように感じるので, もっと当たり前に使うプロダクトになっていったら嬉しいです.
MVVについて
想像以上にMVVを重要視している組織でした.
これは予想外で嬉しかったです.
小さい組織ではないのですがValuesは全社員で考え
ており, MVVを意識する機会も数多くあります.
(中途同期はマイナスの驚きをしている人が多かったくらいです)
技術的な成長
毎日だと少し嘘っぽくなっちゃいますが, 毎週必ず成長や学び
を感じることができます.
理由は成長や学びを得ることができる仕組みがたくさんあることためです.
毎週末にチーム内で振り返る時間があったり, 全チーム内で振り返りを共有したりする時間, 1週間の学びを共有する時間があります.
勉強会をやるとお金を貰える仕組みがあるため, 週に複数回社内勉強会があったりします.
月一のイベントで, 全チームで話したい議題を数個用意して話し合う時間や通常業務を無視して一日エラーを潰す日 / 改善したいタスクに取り組む日 / バージョンアップさせる日など通常業務以外の学びを得る日もたくさん用意されています.
フロントエンドを改善したいチーム, テストをいい感じにしたいチーム, Goに書き換えるチームなどメンバーが勝手に立ち上げて時間を使って良い文化もあるため, とても技術的な成長を実感できます.
1つだけ期待以下だったのは, プロダクトを超えたエンジニアの勉強会がたくさん開催されているのかなと予想していたのですが, そこまで開催されてはいませんでした.
※僕が知らないだけの可能性は高いです
世界市場を見ている
現在関わっているプロダクトもOKRに海外での受注数が入っていたり, Globalチームがあったり世界市場をちゃんと見ていると感じます.
しかし, 自分が海外で働ける人材になれる力は全く付いておりません
.
僕が悪いのですがGlobalチームの海外エンジニアの方とお話しする機会はそこまで多くなく(基本日本語), 海外拠点に移動などもしていません.
出社した際に他プロダクトの他チームで英語を喋っている人たちがいて, 英語が耳に入ってくる程度です.
予想外に良かったこと
お仕事での収入に関してはそこまで気にしておらず, 今の会社は一番提示額が低い会社だったのですが, それでも年収が上がったのは良かったです.
周りも自分より優秀な方しかいないので仕事もやりやすく, 優しい方も多く居心地が良いです. 同年代の人も多く, 家が近い人とは週1でラーメンに行ったり, 関西支社の人とオンライン飲み会をするなど今までで一番会社の人と深く関わっています.
最後に
入った理由に関しては入る前にメモっており, 振り返りは今やったのですが, 悪い意味でのギャップは少ないので今の会社を選んだことは大きな間違いではなかった
ように思います.
今現在の一番大きな悩みは大きな不満が全くない
ことです.
僕は不満などを原動力に勉強したりして成長しようと思うタイプなので, 精神的に壊れないくらいの不満は欲しいなと思います。
ですが, 現在プロダクトは急成長しており, 1年前から開発者の人数も5倍になっているようで, 自分が入った後も凄い数エンジニアが増えています.
組織が大きくなったりプロダクトのフェーズが変われば, また多くの問題が発生すると思うので不満が出てくるのではないかと考えています.
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