
2025年を振 り返る
2025/12/30初めに
2024年は仕事も生活も落ち着いていて、安定していました。
一方で2025年は、良くも悪くも不安定でした。
AI のおかげでもあり、AI のせいでもある――そんな一年だったと思います。
モチベ低下から始まった2025年
2024年末に立てた2025年の目標は「ビジネス寄りの経験を積み、何かを売る力をつける」でした。
その理由は、ソフトウェアエンジニアとしてプロダクト開発の経験は積んできた一方で、それ以外の領域にはあまり手を出してこなかったので、ビジネス側の経験が自分の弱いところだと感じていたからです。
そのやる気の源になっていたのは、今関わっているプロダクトの生みの親でもあるPdMでした。
その人の考えを聞くだけでワクワクして、早く実現したくて開発するのが本当に楽しかったです。
しかし2025年の初めに、その方の退職を知って、正直かなり堪えました。
お別れ会では、泣くのを我慢できなかったほどです。
体制が変わったことでプロダクト開発の空気が変わり、モチベーションが落ちていきました。
AI 開発との出会い
そんな時、社内で Cline(Claude 3.5 Sonnet)が「興味ある人向け」に展開されました。
「自分の代わりに AI に仕事してほしい」という少し不純な動機で、AI を使い始めました。
最初は、プロンプトやルールを工夫しても思うように効率化できず、正直絶望していました。
ところが Claude 3.7 Sonnet が来たタイミングで、出力の質が一段変わったのを感じました。
「これは努力すれば効率化できる」と確信してからは、AI が仕事しやすい形に環境を整えるたび に、効率化していく実感がありました。
AI と仕事をする楽しさで、仕事がまた楽しくなっていきました。
この楽しさや使い方によって効率化できることを知ってもらいたくて、Cline や Devin をみんなに使ってもらう推進役に立候補しました。
AIを軸とした振り返りもしたのでご興味がある方は是非。
AIマインドセットを言語化する:道具としてのAIからAI中心運用までの1年
仕事と個人開発の好循環
AI ツールへの関心が高まったタイミングで、個人開発にも力を入れ始めました。
ただ、個人開発でやりたかったことは AI を使うだけではなくて、このとき意識したのが大きく2つです。
1つは「ビジネス寄りの知識を身につけて、実際に売る力をつけること」。もう1つは「AI を使って、効率よく個人開発できる状態にすること」です。
まず前者は、マーケティングの本を十数冊読み、自分でも使いまくりつつ、周りにも使ってもらうようにお願いしました。
AI を使ってできることに取り組んだ結果、SEO 記事は200本以上、LINE公式アカウントの友だち数は150人以上、ユーザー数も300人近く増え、Botも30近くのDiscordサーバーに導入してもらえました。
一方で後者は、土日に AI を使ったコード生成を前提に「どうすれば爆速で開発できるか」をいろいろ試すことでした。
ここでうまくいった進め方や型は、個人開発のためだけではなく、仕事にもそのまま持ち込める手応えがありました。
個人開発で掴んだやり方を仕事に持ち込むことで、仕事でも開発を効率化できるようになり、さらに個 人開発にも還元される――そんな正のループが回り始めました。
ありがたいことに、うまくいったことを社内で発信したりする中で、組織でも「AI を活用している人」として認知してもらえるようになり、その流れで AI タスクフォースのメンバーにも選んでもらえました。
そこから AI 駆動開発の専任チームで、プロダクト開発もしつつ知見を展開するようになりました。
12月からは AI Enabling Team(Team Topology)に所属することになりました。
昔から物作りが好きで、社会人になってからもプロダクト開発が大好きだったので、この先も関わり続けるものだと思っていました。
そんな自分が、まさかプロダクト開発だけではなく、Enabling Team に入りたいと思うようになるとは本当に夢にも思いませんでした。
AI 時代の今、この選択をしたことで取り返しのつかない結果になる可能性もあるなとは思っていますが、今自分がやっていて一番楽しいのは AI のために仕事をすることです。
まとめ&2026年の目標
2025年は、仕事でも趣味でも AI を前提に動いていた一年でした。
気づけば人間と会話や仕事をするより、AI と会話や仕事をしていた時間の方が長かったです。
また、2025年は仕事でやっていることと趣味でやっていることがほぼ同じで、学びがそのまま行き来する感覚もありました。
一方で、AI 推進を進めるほど「結局、人に向き合わないと前に進まない」場面が増えることも痛感しました。
結局、ボトルネックは AI ではなく人間で、そこに向き合い切らないと前に進みませんでした。
2025年の経験を経て2026年は、仕事では Enabling Team として新しい立ち位置に挑戦して成長します。
プロダクト開発やビジネススキルは趣味(個人開発)で鍛えて、仕事にも還元していきたいです。
2026年の目標は、「AI Nativeなマインドセットを磨きつつ、仕事と趣味で新しい領域に挑戦することでラーニングゾーンに身を置いて、個の総合力を上げる」です。
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